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テニスの試合で勝つ為の、食事方法を紹介!

テニスの試合で勝つ為の食事方法を紹介!

 

『この試合に出るぞ!』とエントリーした後、練習はガンガン行い技術的な部分ばかりに意識がいって、日頃の食事や栄養について考えて行動している方は少ないのではないでしょうか?練習の成果を試合で発揮する為にも、良い食事方法を取って体の調子を整えベストパフォーマンスにつながる様に、この記事を読んで頂けたらと思います!

さあ皆さん!勝つために食事をしてみましょう!

まず食事中に含まれる大事な栄養素として、3大栄養素と言われる『炭水化物』『タンパク質』『脂質』の3つがあります。この3つがどのような役割をもっているか簡単に説明していきます。

 

【炭水化物】

 

炭水化物は体と脳を働かせる、大事なエネルギー源としての役割があります。運動のする為に、一番大事で欠かせない栄養素になります。この記事の一番キーポイントの栄養素になります。食べ物から摂った炭水化物は、ブドウ糖に変化して脳や筋肉に送られて、一番のエネルギー源として使われます。この栄養が無くなると、よく耳にする『スタミナ切れ』ということになります。スタミナだけでなく、集中力も切れイライラしたり、判断力も低下します。試合数日前から意識して取り入れる事が大事です。

 

【タンパク質】

 

私たちの体の約60%は水分で出来ていますが、15~20%はタンパク質でできています。テニス的には炭水化物をたくさん摂取し、エネルギー源を確保してタンパク質を筋肉作りの役割として使っていきます。筋肉は日々の練習で細かい筋断裂を起こします。タンパク質はそれを修復する時に使い、さらに強い筋肉に作りあげるという役割をもっています。せっかく厳しい練習やトレーニングを行っても、その時にタンパク質が不足していては筋力強化のタイミングを失ってしまします。それだけではなく、タンパク質は体の中に貯めることができないので練習やトレーニングが終わったら早めに、食事やプロティンなどで摂取する事がおすすめです!トレーニング後30分以内に!なんて聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。

 

【脂質】

 

脂質とは脂肪のことで消費しにくく、カロリーの高い栄養素です!

 

脂質は炭水化物と同じエネルギー源になりますが、持久力の有酸素運動をしている時に使われるだけなのでテニスでは簡単に消費できません。当然摂りすぎると、ぜい肉がつき体重は増えてバテやすくなり、膝などに負担がかかりケガの原因になります。このように脂質は、テニス競技にはデメリットが目立ちます!体がぶつかり合うような競技では、クッションの役割を果たすのでメリットもありますが、テニス競技では出来るだけ抑えておきたい栄養素になります。

 

 

それでは3大栄養素をおさえたところで、試合前、当日の食事方法をご紹介して行きます。

 

【試合5日前から前日】

通常の食事に加えて炭水化物食品を多く摂るように心がけます。お菓子や甘いパンなどで、炭水化物を増やす事はオススメしません。それだけでお腹がいっぱいになり、その後の食事で通常の量を食べられなくなるからです。それにより他の栄養素を摂れる量が減ってしまいます。この時注意したいことは、炭水化物の量をどれだけ増やすかということがポイントになってきます。例えば、いつもごはんをお茶碗1杯のところを2杯にして、おかずの量を減らして野菜や果物を多く摂ればバランスが良くなります。このような食事方法は『カーボローディング』と言われていて、90分以上の運動を持続的に行うプレーヤーに対して効果があると検証されています。試合前日の夕食はスタミナを保つ為に5日前よりも少し多くの炭水化物を摂りましょう!さらに効率よくエネルギーに変えるために、ビタミンB1を一緒に摂ることをおススメします。ビタミンBは食品としては豚肉や大豆食品に多く含まれています。夜に試合の事を考えて緊張して寝付けなくなった時はホットミルクが効果絶大です!カルシウムを摂って緊張と神経の興奮を抑えましょう!

 

【試合前日のNG食品】

生もの(当たってしまったり、おなかを壊したら大変!)

揚げ物(鶏のから揚げ、串揚げ、トンカツ、天ぷら)

脂身が多いもの(焼肉、すき焼き、ラーメン、牛丼)

全部おいしそうなものばかりですが、試合前日は我慢です!!

あともう一つ、食物繊維を多く含む物も控えましょう!腸内にガスがたまりやすくなり、試合当日におなかが張ったりお通じが良くなりすぎて、体調面で不安要素が出てきてしまいます。

 

【試合当日】

試合当日は、朝起きてから緊張と、楽しみなどでソワソワが止まらない方も多いと思います。ソワソワ緊張状態の時は、消化機能は低下しています。その状態で沢山気合を入れて食べてしまうと消化不良を起こし、当日まで頑張った食事管理が台無しに!当日の朝食は消化時間を考えて3時間前に、炭水化物+ビタミンB1をほどほどに摂りましょう!納豆ご飯に豆腐のお味噌汁などがおススメです!

 

【試合直前】

おにぎり、パンなどの軽食は消化しないのでNGです!バナナ、ゼリー、飲物で糖類を摂りましょう!練習の疲れを取りたいから、甘いものでもと思って口にしてしまうチョコレートもNGです。インシュリンが多く分泌されてしまい、バテやすくなり、さらに低血糖の状態になるとやる気の低下につながります。水分は必ず補給しておきましょう。コップ2杯程度でいいので、体内の水分をMAXにした状態で試合をスタートさせる事ができます。

 

【試合中】

試合中は胃の中は空っぽで、体にエネルギーがたまっている状態がベストです!消化作業でパワーを使ってしまうので、動きが鈍くなりパフォーマンスに影響します。

基本的には2ゲームごとの、チェンジコートでこまめに水分を補給することです。皆さんお分かりだと思いますが、発汗することでミネラルも失われます。ミネラルが失われると、足がつる原因にもなります。しっかりスポーツ専用のドリンクを飲んで下さいね。試合時間が長くなったら、栄養補給は試合直前でも登場したバナナです!消化吸収が速く、エネルギーに転換するのが速い最適な食べ物です!

 

 

 

長くにわたり、試合前から当日までの食事方法を紹介させて頂きましたがスタミナ不足、足がつるなど、体調不良で日々練習してきた技術が無駄になり悔しい思いをしてほしくないと思い今回は食事についてブログ記事を書かせて頂きました。少しでも皆さんの参考になり、いつもより楽しく試合ができた!など思って頂ければ嬉しいです!!

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